呉は「くれ」と読み、広島県の南西部に位置する市で、瀬戸内海に面する中核市です。ここでは呉市で住宅購入を検討している方にぜひチェックしてもらいたい、住環境や注文相場・補助金、自然災害などについて紹介します。
呉市は瀬戸内海に面していることから温暖な気候が特徴であり、地形的にも天然の良港を構える臨海都市として知られています。かつての呉海軍工廠では戦艦・大和を建造するなど、卓越した造船技術も特徴として知られています。市街地にそびえる灰ヶ峰は夜景スポットとして知られるなど、海や山など豊かな自然にも恵まれており、魅力的な都市となっています。
注文住宅の相場を考えるにあたっては、本体工事費や付帯工事費・諸費用、そして土地代がかかります。一般的には小さな工務店でも1棟あたりの平均価格は2,500万円程度(坪単価55~65万円程度)となっており、呉市で注文住宅を建てるにあたっては坪単価でおおよそ70万円前後となっています。さらに土地を購入する場合には坪単価で別途20万円程度が必要になります。本体工事費は総費用の75%~80%程度の割合になりますので、その辺りを目安にしながら検討してみるとよいでしょう。
呉市は自然が豊富であり、公園も含めて子ども達が遊べる場所が多くあるため、子育てに適している環境であるといえるでしょう。また、潜水艦や船なども見ることができるため、子どもが楽しめるようなものも豊富にあります。また、自治体として子育て支援センターの運営や支援アプリの提供、必要に応じた補助金や給付金による支援などさまざまな子育て支援があります。「くれ子育てねっと」というWEBページも公開されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
住宅購入には多くの費用が必要となりますので、一番大変なのはお金の工面です。新築住宅を購入した際に利用できる住宅補助金はいろいろありますが、実は知られていないということもよくあります。
「住宅ローン減税」といった制度のほか、呉市独自の「土砂災害対策工事補助」「防災工事の資金融資について利子を助成」「家庭用燃料電池システム(エネファーム)設置補助金」などを利用することができる可能性があります。
2018年に発生した「西日本豪雨」においては、広島県でも洪水・水害による大きな被害がありました。呉市ではハザードマップを作成しており、広島県が指定した河川を対象に注意喚起に取り組んでいます。洪水や水害の対策を行うためには、まず自身の生活エリアの危険を知ったうえで対策を事前に講じておくことが必要です。自宅においてできる予防策のほか、緊急時に持って行く非常セットの準備、避難場所の確認などをしっかりと行っておきましょう。
(株)幸住:坂本さん
呉市は海や山が近いので土砂警戒区域などの災害に関する条例に注意しましょう。
またメリット面でもありますが呉市は道路幅がせまく道路と高低差のある土地が多いので、道路車線の緩和など呉市独自の条例もあるので家を建てる時には注意が必要です。
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