一生ものの家だからこそ、やはりこだわりたい住まいの性能。
性能の話って難しい!と考えているママさんに向けて、同じく難しい話がニガテなママ編集者がわかりやすく解説します。
住宅性能の数値ってどうやって見るの?
ここでは、ママ目線で子育てしやすい間取りを提案している、広島の工務店「株式会社幸住」の住宅性能についてご紹介していきます。
UA値とは「外皮平均燃貫流率」のこと。住宅の室内から、外壁・床・天井・窓などを通して、外部へ移動する熱量を表した数値を指します。数値が低いほど熱が逃げにくいということになり、省エネ性能も高くなります。
UA値は地域によって基準値が異なり、広島県は地域区分4~6となっているため基準値は0.75~0.87W/(㎡・K)とされています。
幸住の家では、上記画像の通りオリジナルの高気密断熱工法を用いているため、UA値=0.44W/(㎡・K)を実現。基準値と比較しても、かなり断熱性能が高いことが分かります。
C値とは、「相当すき間面積」のことを指します。これは、どれくらいのすき間が建物にあるのかを示す数値で、気密性能の指標として用いられています。建物全体の隙間面積(㎠)÷延床面積(㎡)で算出、数値が小さいほど隙間が少なく気密性が高いということになります。
ちなみに、幸住の家のC値は平均0.54㎠/㎡。構造的に弱い家のC値は平均5.0㎠/㎡となっているため、かなり気密性が高いと言えます。気密性が高い家は空気の出入りが少なく、外気の影響を受けにくくなるため、快適な室温をキープできるのが特徴。冷房効率がアップし、光熱費を抑えることも可能です。
また、ドアや窓を閉め切っただけではなかなか防ぎきれない、花粉・黄砂・PM2.5といった物質の侵入も遮断してくれます。
気密測定とは、家のすき間面積を測定すること。送風機・流量測定機・内外の圧力測定と温度計等で構成された、専用の気密測定器を用いて測定します。仕組みとしては、屋内の空気を送風機で外へ追い出し、そのときの風量と屋内・屋外の気圧差を測定。この測定によって出された数値を、C値と呼びます。
幸住が加盟しているアイフルホームでは、全棟において気密測定を行っているのが特徴。気密性の高さは快適な住環境だけでなく、住む人の安全性にも欠かせない重要ポイントであると考えているからです。
また、気密性や断熱性は目に見えませんが、気密測定によって確かな数値を提示してもらえるため、高気密高断熱住宅であることが明確です。
ZEH(ゼッチ)とは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称。年間の空調・換気・証明といった一次消費エネルギー量をおおむねゼロ以下に抑えた住まいを指します。
住宅の断熱性能・省エネ性能を向上させたうえで、太陽光発電等で自家発電ができる仕組みも構築します。
政府でも、2014年4月に閣議決定された「エネルギー基本計画」の中で、2020年までに標準的な新築住宅、2030年までには新築住宅の平均で、ZEHの実現を目指すとしています。
アイフルホームでもZEHの普及率目標を定めており、その普及と不要なエネルギーを用いないライフスタイルの啓発に注力。年中快適な暮らしと光熱費の削減がを実現することができます。
(株)幸住:根木さん
地震が多い日本にとって、住宅の耐震性は重要視されています。 幸住は、日本の耐震基準の中で最高等級である耐震等級3相当の設計を行っています。
特にお子様が小さい時、急な災害ってとても心配ですよね。家族の安心を守るために、ぜひ耐震性にも注目してみてください。
耐震等級とは、地震に対する建物の強度を表す指標のひとつで、「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づいて定められているものです。地震が発生した際に、建物がどれくらいの揺れに耐えられるのかを示しています。
耐震等級は、建物の耐震性能に応じて3つの等級に分かれています。
幸住では、耐震等級3相当の設計を追求しているのが特徴。アイフルホーム独自の耐震設計マニュアル・構造設計CADですべてのプランの耐震性能をチェック。壁量・配置バランス・接合強度などのバランスを考慮し、より安全性の高い住まいを目指しています。
耐震性・断熱性・気密性といった住宅性能は目に見えませんが、安全かつ快適な家づくりには欠かせない要素。すべての家族が長く健康に暮らしていくためにも、性能にはこだわるべきですね。
安全性以外にも、住宅性能が低いと光熱費が多くかかったり、メンテナンス費用なども高くつく可能性があります。家を建てたあとに性能をプラスするのは困難であるため、設計段階で一度プロに相談してみましょう。
株式会社幸住は、キッズデザイン賞を計14年受賞しているアイフルホームのFC加盟店。
アイフルホームの信頼性と女性建築士による提案を強みとし、仕事と育児の両立を経験した女性目線での家づくりを手がけています。
Web事業を幅広く展開している「全研本社株式会社」で働くママにより結成された編集チーム。今回は元気いっぱい2児のママ編集者:ヤヨイが、幸住の「子育てしやすい家」を徹底調査しました。
アイフルホームのFCとして展開する株式会社幸住。FCの信頼性と女性スタッフ視点を基に、ムダを省いた間取りを提案しています。
子育てに家事に仕事に、忙しい毎日に楽しみと不安を感じるママさんにとって、頼りになる相談相手となります。
これからの生活を彩るお家を建てるために、ぜひ幸住に相談してみてください。
(株)幸住:根木さん
気密性の高さに注目!
夏は暑く、冬は雪が降るほど寒い広島で家を建てるなら、気密性・断熱性の高い家にすることで、年中快適に過ごせますよ!
近年高気密・高断熱の住宅は増えていますが、しっかり構造計算をしているのかを確認するようにしてください。幸住では、気密測定を行っている証拠として、お客様に証明書を発行して安心を提供するよう心がけています。